その3、試合内容。

ボールの支配率は向こうだったかなという印象。カードこそ少なかったが、レフリーの不可解なジャッジはやたら多かった。
ですが、大分戦の反省から守備意識は格段に上がったとも思えた。特に髪を刈り上げた西部の奮闘ぶりは良かったとも。

鹿島のほうがシュートを外しまくってくれたんで、清水としては”とにかくシュートを打てっ!”っていういつもの流れ。打つとこでシュートさえ打てば勝てた試合だったと思う。

攻撃力のなさはここまで来るとかなり深刻かなとも思える。
そろそろ1トップ2シャドーは見切りをつけるか、もっと、もっと攻撃のバリエーションを増やしていくことをしないと勝点3を取っていくことは難しい。
やはりリスクを背負ってでも攻撃を仕掛けていかないと得点を取る事は出来ない。
そういう意味でも攻撃陣の大掛かりなテコ入れを望む。

今回もあえて個人名を挙げますが、圭輔は1stステージでは活躍を見せてましたがここに来て疲れからか、精彩を欠いているように見えるんで少し休ませ、イチを使って欲しいとも思いました。

そして圭輔に限らず純平もですが、サイドで追い越していく選手をオトリに使って中へ切れ込む動き、これまでうまくいった成功例は少ないのでたとえ研究されまくってもサイドで勝負することをやめないで欲しい。中へ切り込むことを覚えてしまったアレやイチもそれで精彩を欠いていったのでこの2人(圭輔、純平)にはそうなって欲しくはないのです。

それでも、このドローに関しては攻めまくっても点の取れなかった鹿島、守備の意識が最後まで持続した清水という見方をすれば妥当だったかなとも思えます。
中4日でのアウェイ2連戦、しかも大分遠征をこなしての苦しい戦いの連続でしたが選手達はよく頑張ったと思います。
次はホームでようやく初勝利を挙げた新潟を我らがホームで迎えることになりますが、しっかり勝ちにいって欲しい。

かなり長い文章になりましたがこのへんでお開きにします。